「ホワイトアウト」などで知られる人気作家・真保裕一氏のちょっと古い著作「ダイスをころがせ!」(平成17年5月初版刊行)を機会があって読み通しました。
以前にも上巻まで読んだのですが、たまたま整理をしていたところ下巻が目に入り、読み始めたところ、思わずその面白さに引き込まれてしまいました。
主人公は“リストラ的第二の人生”を歩かされるサラリーマン。その主人公が一念発起して国政をめざす。高校時代の同級生と…
「市町村議員選挙に出るけど、ホームページ(ブログ)は必要ない」とか「どうせ見る人もいないから必要ない」という声をよく耳にします。
確かに、今では国会議員のホームページ開設率はほぼ100%、しかし地方議員となるとその数字は大幅に低下します。
その主な原因として、「開設しても関係者以外誰も見ない」「票に繋がらない」「メンテンンスできる人が周囲にいない」など様々ですが、「地方選でもホームページ(ブログ)は必…
前回の「駅立ち編」に続き、今回は主要幹線道路等での効果的な「手振り活動」をご紹介しましょう。
選挙が目前に迫ると、候補者による朝の駅頭活動も目立ってきます。こうした駅頭での「朝立ち」は、主に「地上戦」での戦いがメインとなる地方選では、地域差はあるものの有効な活動の一つです。しかし、次第に同じ駅頭に立つライバル候補の数も増えるため、有権者へのアピール度という点でその効果は薄れてしまいます。
選挙は目立つ…
大阪市長選で自民・公明推薦の現職が敗れました。まだ参院選の余波が残っているといえます。
そうした中で、依然として「12月解散、1月選挙(投票)」という噂があります。民主党のケンカ腰がどこまで本気か(問責決議案提出するか否か)で、情勢は一変する可能性をはらんでいますが、“問責決議案を出せば解散”というブラフの一つに過ぎない、ためにする噂ではないかとも思われます。
福田政権下で洞爺湖サミットを行うことが福…
「ドブ板(=地上戦)」の基本は個別訪問とビラ・チラシ配布(後援会入会勧誘:政党機関紙号外はもちろん、首長選挙の場合は政治活動政策ビラがある)。そして「空中戦」の基本は有権者の前に候補者をいかに多く露出させるかです。朝夕の「駅立ち」は有権者への知名度・認識度向上のひとつの有効な手段です。そこで今回は「駅立ち」の極意を紹介しましょう。
●場所の選定
駅立ちは主要駅の乗降客を調べ、人数の多い効率的な場所(時…
福田・小沢密約説、12月早期解散説がチラホラ流れています。
しかし、公明党は12年に1度の統一地方選と参院選の戦いで精魂尽き果て、もう少し充電期間がほしいところといえましょう。
自民党もやや逆風が止まり、福田内閣の支持率もジワジワ上昇してきているものの、解散総選挙はできる限り先に延ばせば延ばすほど良いはずです。追い込む民主党は今回の小沢辞任騒動で空気が抜けた感があります。
マスコミは解散風を吹かせていま…
今回から空中戦の極意についてご紹介しましょう。
選挙カーによる街宣活動は本当に有権者の心に届いているのでしょうか。
これまでの選挙の常識では、選挙カーから流れてくる声は、本人を除き、その大半はウグイス嬢によるものでした。しかし、こうしたウグイス嬢による街宣活動は、むしろ〝街の騒音〟とさえ思われ始めているようです。
その理由は様々あるでしょうが、ひとつには選挙慣れしたベテランウグイス嬢の名前の連呼、心のこ…
民主党の小沢代表が辞任表明。そして執行部は慰留という激震が永田町を揺さぶっています。
昨日の田原総一朗氏の都内シンポジウムでの発言によると、
(1)今回の一連の出来事の仕掛人は、やはりあのナベツネこと渡辺恒雄氏(読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆)。
(2)小沢・福田会談はマスコミで公表されている2回ではなく3回行われている。
(3)小沢氏はその内容について菅代表代行、鳩山幹事長から事前の了解を…
支持者・有権者とのコミュニケーションツールとして、インターネットをいかに活用していくかがこれからの選挙の重要なカギとなります。そこで今回はホームページのコンテンツ最新事情についてご紹介しましょう。
●ネット献金
米国におけるネット個人献金の主流は、小切手とクレジットカード決済です。しかし、わが国では個人が小切手を使う習慣がなく、カード決済もカード会社が二の足を踏んでおり、また実際の献金額を考えると費…
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