本日、松下政経塾地方議員の会で、主に「ネット選挙」をテーマに選挙戦の最新事情について講演しました。
早い人で今年の12月、遅い人でも来春に選挙を控えているため、参加者の皆さんの真剣な眼差しが印象的で、若い人たちの活気に溢れ、志も高いように思われました。松下政経塾はまさに政治家の卵の人材バンクとなりましたね。
社民党の看板議員である辻元清美氏が昨日、離党届を提出しました。当分の間、無所属で活動していくとのことですが、近未来、民主党入党、もしくは院内会派を組むことになるでしょう。「憲法9条絶対に変えさせないよ!」の土井たか子氏の時代は過ぎ去り、社民党は今や福島瑞穂氏一人だけの“個人政党化”しつつあります。
また、頑なな「死刑廃止論者」だった千葉法相(大体、そういう人が法相就任を受諾すること自体、不思議です)…
ご承知のように、ネット解禁のために与野党間でまとめた「インターネットを利用した選挙活動を可能にするための公職選挙法改正案」は廃案となってしまいましたが、それでも今回の参院選では、昨年の総選挙よりかなり一歩進んだネット戦術が随所に見られました。
政党のオフィシャルサイトで、党首をはじめとする党幹部の街頭演説のスケジュール等を公示日以降も更新するのは当り前となり、更新しなかったのは日本創新党一党だけ。ま…
民主党は普天間基地移設問題について、具体的な位置や工法を8月末までに決めるとしていた日米合意を反故にし、一方的に複数案提示の上、メドが立つのは沖縄県知事選挙終了後の11月末になることを示唆しました。
もう鳩山前首相の「トラスト ミー」や、外交上の信頼云々の次元ではなく、民主党政権の頭の中には世論調査や選挙のことしかないことが露呈しました。
また、原口総務相が“若干”の小沢批判をしたとの報道がありますが…
自民党のオウンゴールで民主党に票が流れ、民主党のオウンゴールで自民党に戻れない票の多くがみんなの党へ流れました。そういう意味ではポジティブな選択というより、消極的な負の選択でみんなの党は得票が伸びたと思いますが、果たして今後、同党の勢いはどうなっていくのでしょうか。
政党の力を語るためには、その政党の構成員である候補者力を見なければなりません。民主党が昨今、比較的選挙戦に即戦力になるとされる「若い、…
私は以前から「6月の菅氏の代表就任は鳩山・小沢両氏との出来レースの疑いあり」と言ってきましたが、その見極めは菅総理が9月の代表選挙に出馬するか否かにあります。
出馬すれば勝敗に関係なく出来レースではなかったことが客観的にほぼ証明されたと考えられます。しかし、理由は何であれ、もし出馬しなければ、案の定、参院選を乗り切るためだけのものだったことが裏付けられることになります。
菅代表が辞めれば、仙谷氏も枝野…
今回の参議院議員選挙の比例での各党得票数を、そのまま総選挙の比例にスライドさせると、各党の獲得議席はおよそ次のようになります。
民主党67議席(前回87議席:以下同じ)、自民党51議席(55議席)、公明党26議席(21議席)、みんなの党25議席(3議席)、共産党7議席(9議席)、社民党3議席(4議席)で、ミニ政党は新党大地以外はゼロとなります。
民主党は前回に比べ大幅に議席を減らし、自民党も後退します…
週刊誌によると、今回の参院選での22名の“小沢系候補”の勝敗は4勝18敗で、勝ったのは選挙区では北海道の徳永エリ氏他2名と、比例区の谷亮子氏の1名ということです。
つまり、複数区で2名擁立したところの2人目がほとんど“討ち死に”したといえます。その候補者たちも比例で民主党に貢献したのは確かですが、問題は候補者をほとんど“人間扱い”していないことです。
各候補者にとっては人生を賭けた、おそらく背水の陣の…
原口総務相は19日、訪問先のオーストラリアで同行記者団に対し、9月に実施される民主党代表選について、「強いリーダーシップと、自らあるいは日本社会、政治そのものを変革するパワー、そして実行力。この3つの観点から代表選挙が行われるべきだ」と述べ、自らの出馬の可能性については明言を避けたと報道されています。
大体、出馬しない場合は「私は出ません」と断言するはずであり(出ないと言っても出てくるのが通例)、明…
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