週刊朝日、週刊文春や夕刊フジ、日刊ゲンダイ等で、次期総選挙の当落予測や注目選挙区の予測が掲載されており、どこも太田農相発言や事務所費の問題を含め、「自民激震で政権交代なるか」的な見出しになっています。
確かに「自民逆風」は事実で、特にこれまで自民の牙城だった第一次産業従事者や高齢者層は自民から離れ、民主支持へ廻っている傾向がはっきりと見られます。自民党の候補者が政府自民党の政策を説明すればする程、有…
オバマは副大統領候補にバイデン上院議員(65歳)を指名しました。
今回、“本命”といわれたヒラリーを外し、バイデンにしたことは様々な理由が挙げられていますが、選挙プランナーとして言わせていただければ、その答えは明白です。
選挙戦で最も重要なキーワードのひとつは「コンプレックスカバー」です。これは文字通り、自分の不足している部分(コンプレックス)を、いかにして補うか(カバー)ということです。
まず、オバマ…
「民主党が一枚岩となるためには、代表選挙はしない方がいい」という声が、民主党内に多くあるという報道があります。
私は民主主義の基本は、選挙で代表を選ぶことだと思います。どんなに余人を以って代え難い人であろうと“無風”でいいわけがありません。「無風の方が次の総選挙で戦いやすい」は一部の民主党内の言い分ですが、たとえ、一政党の代表選挙であっても、国民、一般有権者の目線、視点に立ち、大いに議論し、盛り上が…
グルジア共和国での米露衝突危機は、ロシア側の譲歩により一応回避されました。これは一見、旧ソ連領内での国際紛争ですが、11月のアメリカ大統領選挙に無関係とは言い切れない出来事です。
CIAと共和党の仲は周知の事実であり、グルジアに限らず、私が再三記事にしているケニアで大規模な紛争やテロが勃発すれば、戦争ヒーローのマケインが優勢になる可能性が高まるといわれており、オバマにとって、こうした紛争の火種が大き…
最近オバマはかなり具体的な政策をあげアメリカ経済の行方について語り始めました。対ヒラリーの時は一切こうした手法はとらず、もっぱら“一つのアメリカをつくろう”等抽象的な表現で人気を博していました。ヒラリーに勝ったことで作戦を対マケインモードに変換したわけです。
マケインはいわばオールドヒーロー。ロッキー・ザ・ファイナルになぞらえてマケイン・ザ・ファイナルともいわれています。ヒラリーとは全く異なり、かな…
今、各マスコミの内閣支持率世論調査にはちょっとした異変が起きています。特に読売新聞と朝日新聞の調査結果には大きな差があります。そもそも固定電話層に対する電話調査の信憑性が問われて久しい上に、内閣支持率より政党支持率が問題です。
一部とはいえ、直近で実施されている情勢調査結果を直接見る限りでは、自民逆風は依然強く、「一度は民主にやらせてみよう」が全国的な潮流になりつつあります。自民の牙城だった地方、郡…
副大臣人事も終わり、福田改造内閣の組閣と自民党役員人事が終わりました。
「期待外れ」という見方も多いようですが、今回の目玉は何といっても麻生太郎氏の幹事長起用でしょう。あの毒舌で国民・有権者の視点から物を言えば、今後、自民党の支持率も上向きになることも考えられ、「一度民主党にやらせてみようか」から「もう少し様子をみようか」のターニングポイントもありえます。麻生人気で自民の支持率が上がれば、“この時”…
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