グルジア共和国での米露衝突危機は、ロシア側の譲歩により一応回避されました。これは一見、旧ソ連領内での国際紛争ですが、11月のアメリカ大統領選挙に無関係とは言い切れない出来事です。
CIAと共和党の仲は周知の事実であり、グルジアに限らず、私が再三記事にしているケニアで大規模な紛争やテロが勃発すれば、戦争ヒーローのマケインが優勢になる可能性が高まるといわれており、オバマにとって、こうした紛争の火種が大きくなればなるほど未経験者としての“試練”の壁が厚くなっていくものと思われます。
9、10月の国際紛争は、共和党のサプライズ戦術=マケイン勝利につながるハプニングとなるかもしれないのです。
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