来週の月曜日、22日発売のサンデー毎日で、今夏の参院選の初の当落議席予測をします。
やはり民主はお金の問題をすっきりさせない限り、ボディブローのように無党派層の民主離れが進んでいます。昨年末くらいまでは、個々の選挙区事情はともかく、民主が単独で過半数を獲るのは、誰の目にも明らかでした。それにストップ、逆風のきざしさえみえてきました。野党の自民も元気がありませんが、みんなの党あたりは、それらの受け皿になる可能性があります。喧伝されている升添氏は自民から飛び出すよりも、自民に残って自民党を再生した方が将来性はありそうです。大阪の橋下知事は台風の一つの目になるかもしれません。
それ以外の新党立ち上げの話は、今の噂されている顔ぶれではブレイクはないでしょう。あとは民主党、自民党、共に、来月以降発表される比例候補の目玉がサプライズになるかどうかが一つの勝負です。選挙区を概観しても秋田や佐賀など自民復活の兆しがないわけでもありません。民主党の暴風雨が止んだ今、参院選の争点は、政策課題より、私的に言えば、民主党は”歴史の針を元に戻すな!”でしょうし、自民党は”ストップ・ザ・小沢独裁”をキャッチコピーにするでしょう。
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