ニュースの感想
補正予算の見直しで民主党は3兆円近くの予算を捻出しつつあります。
大切なことは、経営者が変わると当然、政策の優先順位は変化して当り前なのですが、どんぶり勘定で何%、何千億円、何兆円カットといわれると、いかにもムダが多かったように聞こえる訳ですが、実際は一部を除き政党・政権のプライオリティーの違いが大きな割合を占めているはずです。
したがって、カットされた部分と民主党政権の「子育て支援」や「高校の授業料無償化」等と比べて、国民のくらしに於ける緊急性があるか否か、納税者の視点からみて、どちらが納得できるか否かの具体的な比較もマスコミはもっとやってほしいと思います。
そして鳩山政権の大きな第一関門は11月のオバマ大統領の訪日です。給油継続問題や普天間基地移設問題等の日米間の根幹に関わる諸問題をどのように捌くか注目されます。
国民の政治への信頼を取り戻す、つくることも大切ですが、外交は「Yes」or「No」の世界で信頼の絆が決まります。政権が変わっても国際協調の絆は太くこそなれ、細くはしてほしくないものです。
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