ニュースの感想
「挙党一致」の声も虚しく、今朝、小沢氏が鳩山前総理との会談で代表選出馬の意思を示し、昨日まで、調整役と自称してきた鳩山氏自らが、あたかも全面協力するかのような報道がなされています。「その真相やいかに!」ですね。
鳩山氏の態度はとても理解しがたいものです。前日、菅氏サイドには「菅さんに頑張ってほしいと思っている」という発言をするかと思えば、今日、小沢氏サイドには「私の一存で、小沢先生には民主党に入って頂いたと。その経緯からして私としては応援をすると。それが大義だと思っています」と言って、あたかもグループあげて全面応援するかのような発言をしています。
いわば、双方にエールを送っている感が否めません。おそらく、ここで小沢氏が出馬しなければ今後も民主党の闇将軍として“二重構造”が続いていく、これを終わらせるためには小沢氏に立候補させ、落選で離党でも何でもしてもらった方が党内もスッキリすると考えているとも思えます。鳩山グループはグループ内の結束を固め静観を決め込み、投票日直前に「菅支持」に回る(あるいは自主投票にして実質は「菅支持」)公算が大とみます。「剛腕小沢」の上を行く、「宇宙人鳩山」の智恵なのかもしれません。
いずれにせよ、小沢氏の出馬で、野党にとっては絶好の攻撃のチャンスが訪れたわけです。
小沢一郎出馬って・・・秘書3人(大久保隆規・石川知裕・池田光智)が政治資金規正法違反で起訴されていますよね。議員本人は証拠不十分として起訴されなかったとはいえ、秘書3人が起訴されているという政治家の資質に大きな疑問が指摘されているという事態になっています。それなのに、(起訴されていない水谷建設の裏金問題はまず置くにせよ)秘書が起訴されている政治資金規正法違反に関する小沢一郎の説明に納得していない国民が多く、疑惑が払拭されていない。それなのに、立候補しようとしていることに開いた口がふさがりません。
過去に秘書が起訴されたままで自身の国政選挙でみそぎをうけないまま首相擁立政党の党首選挙に立候補した例って多分なかったと思うのですが。
自民党も1988年に発覚したリクルート事件の時も安倍晋太郎や渡辺美智雄や宮沢喜一などの大物政治家に疑惑が浮上した際には謹慎を余儀なくされたし、1990年衆院選で当選してみそぎになるまで政治活動ができなかったですよね。
前例の無い事をやってはいけないでしょうか?
だいたい、収支報告書に小沢の沢を澤(小澤が本当)と書いた事から始まり容疑の対象がころころ変わり、土地の所得時ではなく、土地の登記時に政治収支報告書に上げただけの期ずれ。
検察審議会に訴えた人物も申し立て資格を疑われる この前、京都で問題を起こしたエセ右翼の代表とか。
検察やマスコミのやっている事は、
まるで戦前、軍部の台頭を防ごうとした内閣や政治家を潰したような謀略行為ではないでしょうか?。
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