鳩山由紀夫氏が人柄が良くても信用されない。なぜなら平気で言ったことをコロコロ変えるからです。宇宙人と揶揄されますが、わが国の歴史上にもああいう人は京都の公家社会ではよくみられたケースだと思います。しかし武家社会、侍社会にはいなかったでしょう。侍には切腹を頂点に責任をとる美学があるわけです。昨夜の朝まで生テレビを見ましたが、小沢氏を守る議員はある意味、”殿を守る美学”があるのかもしれません。しかし肝心の殿が責任をとろうとしないところが問題です。そこをキチッと小沢氏に諫言する人がいない、これも小沢氏の悲劇でしょう。故田中角栄氏は自民党離党で、自民党に迷惑をかけない”侍”スピリットがみられました。小沢氏は民主党=公党を自分の闘争で心中させる気なのでしょうか?お家の大事を考えているとはとても思えません。最近侍ものの映画が数多く封切られていますが、心の美学を忘れた政治家が嫌われるのは当り前でしょう。
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