大震災、原発問題によるマスコミジャックにより、全般的に低調だった今回の統一地方選挙。概して、現職には有利な戦いとなり、新人・挑戦者にとっては厳しい戦いとなりました。
そうした中で、一部の首長選を除き、脱原発と地方議員の定数削減が、比較的、争点となっていました。
橋下大阪府知事の大阪維新の会は、大阪府、大阪市、堺市で第一党に躍進し、地域限定の比較第一党となりました。
都内で注目された首長選では、世田谷区長選で前民主党都議からの転向組の花輪智史氏は前社民党衆院議員の保坂展人氏に、台東区長選で元参院議員の保坂三蔵氏は現職の吉住弘氏に敗れました。敗れた両氏は、ネガティブ・ブレーキがかかったと思われます。
民主党内からは、今後一気に菅・岡田執行部に対する批判が噴出することになりそうです。
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