鹿児島補選は、大方の予想通り、自民の金子氏が勝ちました。鹿児島補選結果が大きく報道されていますが、これは各社の世論調査どおりの結果といえます。それ以上に大きな意味をもつのが、沖縄市長選挙結果です。告示前は、各社調査でも革新系の島袋氏が優勢でしたが、期間中に、桑江氏が追いつき、追い抜き、8年ぶりに保守が市政を奪還したものです。今回の市長選で注目すべきは自民党の本格的なテコ入れはもとより、仲井真現知事が文字通り全力で応援に入ったこと、國場組など、県内の主要経済人が本気で支援したこと、公明党のフル稼働の成果といえるでしょう。一部の経済人を除き、沖縄県下の自・公・経済界が一丸となった選挙戦の底力を見せつけた闘いだったと思います。名護市長選以降、沖縄政界の地図も大きく変わりつつあります。年末の知事選の行方が面白くなってきました。
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