選挙プランナー 三浦博史の選挙戦最新事情

自民党のオフレコの勉強会、文化芸術懇話会で、百田尚樹氏の発言等がもとで（もちろん、それ以上にマスコミに対する広告料規制問題発言がありましたが）木原稔代議士が党の青年局長を更迭されたと報道されています。ここで、一つ気になるのは木原代議士を庇うわけではありませんが、政治家のオフレコの会合で、民間人が何を言おうと、それが公序良俗、法に反する発言でもない限り、それで主催者が責任を問われるのは酷かなと思います。国会での自民党推薦の長谷部参考人のような”人選ミス”とは異なり、勉強会で民間人から意見を聴くのにいちいち何をしゃべるか想定するのは無理な話でしょう。選挙でも政治家の会合に民間人を呼んで、何らかのマスコミを刺激するような発言で、その主催者の責任が問われるようなことになれば、自由な政治活動が成り立たなくなるのではないでしょうか？これには思想的な左も右もないと思います。しかもオフレコの席なので、もう少し冷静に見つめてほしいものです。