今日の夕刊フジで私の都議選の最新予測を掲載しています。実は見出しは衝撃予測なんてなっていますが実態は、自民党の議席減は3人の離脱派(離脱し、新風自民党という会派を立ち上げたものの離党はしない、自民党公認は返上しない、という調子のいい内容)を入れれば-5の54議席。3議席引いても52議席で、自民党にとっては衝撃ではありません。。以前にも書いたように小池氏は公認といった新党方式はとらず、今ある政治団体都民ファーストの会(もしかすると新たに、例えば”東京大改革を実現する会”を立ち上げ)、この政治団体が推薦する無所属候補がいわゆる純粋小池系候補。これに公明党や新風自民党等、多くの推薦候補を擁立すれば、40~50台の推薦候補が当選する可能性があると思われます。しかしそもそも知事がオール与党を政策や実績でなく、選挙戦で生み出していこうということ自体、二元代表制民主主義を根本から揺るがす事態と私は思います。しかも政治家の選抜に適正検査を導入する神経も私には理解できません。適正検査の点数が良ければいい政治家になれるのか?反対に点数が低ければ政治家になる資格がないのか?なぜこうした批判を評論家の方々はあまりされないのか、気になるところです。
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