昨日、投開票が行われた注目の浦添市長選挙は、事前の情勢調査通り、現職の松本哲治氏(自・公推薦)が、オール沖縄・又吉健太郎候補を破り再選しました。得票率でみると、松本氏vs又吉氏は、58.3%vs42.7%で、約16ポイントの差でした。昨月の宮古市長選に続き、”自・公”推薦候補vsオール沖縄(必ずしもオールではありませんでしたが)自・公vs翁長推薦候補との”代理戦争”は、オール沖縄を突き崩した結果といえます。教員採用試験口利きによる、安慶田副知事の辞任が、そのまま、又吉候補へのマイナスになるのか、又吉陣営の引き締めになるかも選挙目線では注目しましたが、結果をみる限り、安慶田氏の辞任の選挙戦への影響はほとんどなかったといえます。沖縄はまだまだこれからも重要な選挙が続きますが、オール沖縄の綻びが進みそうです。そもそも安慶田氏の任命責任や今回の不祥事の詳細・責任は明確になっていないため、翁長知事の弱体化も期待されますね。併せて、翁長氏と同じようにマスコミを手玉にとる小池知事も、田中康夫氏が従前より揶揄されている、都民ならぬ”ゆりこファースト”で周囲の綻びがいつ頃出始めるかに注目です。
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