ニュースの感想
民主党は自治体や各種団体からの陳情を幹事長室に窓口を一本化すると報道されています。
おそらく世界中の先進国の国会議員、特に下院議員(「代議士」と呼ばれる日本の衆議院議員)は選挙区・有権者の声を国政に届け、それを実現させることが仕事の中心のはずです。政治家が陳情を受けることこそが、その重要な使命であり役割であるにもかかわらず、その義務と権利を、いわば議員から剥奪する公党の感性が私には理解できません。
代議士たるものが、陳情を受けず、国会審議よりも地元(選挙)を優先し、議員立法も出せないとなると、単なる採決要員でしかなくなります。こうしたことに民主党内から大きな異論が出ない、見えないこと自体、不可解といえます。
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