自民党の離党予備軍の実態予測は誰もできないでしょう。しかし、それは鳩山政権・民主党の支持率と自民党の再起動の行方が大きく左右することは間違いありません。来春早々、鳩山政権支持率が40%を割り、民主党支持率が30%台になれば鳩山内閣はダッチロール状態になっていくでしょう。しかしだからといって自民党の支持率が上がるかどうかは別問題です。国民=有権者の自民党に対する愛想尽かしはただごとではありません。自民党は、よほどの再起動をビジュアルに見せない限り自民復活は至難の業といえます。再起動で自民党の良い部分は残し、マイナス部分を排除する決断ができるかどうかが鍵です。その再起動ができなければ、懲りない自民党、期待に応えられない民主党で急増する固定浮動層をターゲットとした”新生自民党”が五月の連休前後には立ち上がることでしょう。新党立ち上げには国家戦略やマニフェスト以上に再起動不能な自民党という大義名分が必要になります。私はそのリミットが来年1月の自民党党大会だと思います。ここで大きくビジュアルに”ああ、自民党は本気だな、やっと変わった、変わろうとしているんだな!”とういうことを内外に見せられるか否かにかかっていると思います。ここで、まだこんなことをやっているのか!ということになれば一気に離党組みが増え、かつ新党が立ち上がれば”旧自民党”の看板で戦う人たちにとっては大変厳しい選挙戦を強いられることになるでしょう。自民党の決断の時が一刻一刻と迫ってきています。今なら間に合いますが、、。
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