政権交代には様々なプラス・マイナスがあります。普天間問題では“ウヤムヤ”な姿勢をとりつつ、日韓関係では菅カラーを打ち出した格好となりました。
私は保守ですが、必ずしも今回の菅氏の談話等全てに反対するものではありません。“民族の誇りを深く傷付け”云々は当り前のことだからです。しかし、たとえ“返還”という大義名分があろうとも一総理の判断で固有財産である朝鮮王朝儀軌等が簡単に譲渡されるのはいかがなものでしょうか?国会のチェックもなしにできるとすれば、大問題でしょう。
“返還”の是非論ではなく、総理の判断だけでこうしたことが行われていくことに危惧を感じるのです。しかも民主党内のチェック機能はほとんどゼロということが分かりました。困ったものです。
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