今、多くの方々から「拡声器を使った選挙運動をしても大丈夫だろうか?」といった質問をいただきます。そこで、今回は私なりの“机上論”としての意見を申し上げます。
やはり被災地近県は自粛気味の街宣活動が好ましいでしょう。しかし、東京・埼玉、ましてや神奈川以西になってくると状況は変わってくると思います。
候補者の人間性や考え方によって、“自粛”は全国どこでもありでしょうが、基本的に、新人・挑戦者は地方選において街宣活動なくして知名度を向上させることは難しいのが実情です。ましてや統一地方選(特に後半戦)は、平時であってもあまり新聞やテレビなどが取り上げません。
したがって、多くの有権者の判断材料は、選挙ポスターや選挙公報等のウェイトが大きくなってきます。従来型の電話作戦もあまり効果的とは思えませんし、選挙ハガキも同様です。やはり、一番効果的なのは、有権者の前に露出することです。
選車で街中を走り回り、連呼する選挙運動をするかどうかについては、他陣営や地域の事情等をよく見極めた上で、判断されることをお勧めします。但し、あくまでも原則としてですが、選挙が実施される限り、選挙運動はちゃんとやるべきです。
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