政治評論家の鈴木棟一氏が、最近、夕刊フジ等で、物理学者で夏目漱石の門下生だった寺田寅彦の「天災と国防」(岩波新書・昭和13年刊)を紹介され、その示唆に富んだ一部を詳しく紹介しています。
特に「忘れがちな重大な要項は、文明が進めば進むほど、災害が、その激烈の度を増すという事実である」。そして、有名な一節、「天災は忘れたころにくる」の言葉。日本人の気力と底力と同時に、危機管理の必要性を鋭く指摘しています。
守る「菅」も、攻める「小沢」も、国民の期待とは大きく外れています。天災と人災が重なった今、日本国民の底力が問われています。
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