民主党の前原誠司政調会長は、TPP交渉参加に関し、“外交交渉で大切なのは、いかにルールメーク(制度づくり)に参加し、日本にとってメリットを作るかだ”とし、“国益にそぐわないなら撤退もある”と述べたと報道されています。私も全く同感です。一方、私の敬愛する中村嘉男先生によると、TPPのTのトランスを環太平洋と訳したのは誤訳で、普通なら汎(P=パン)を使うはず。しかも環太平洋なら、韓国、中国、ロシア等も参加すべきで、これでは日本をターゲットにした、太平洋横断とでもいうべきではないかと危惧されています。確かにそれはそうだな、と考えさせられます。
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