民主党は自民党案の衆議院小選挙区0増5減を”丸呑み”決定し、国会に臨みます。比例は80減とするものの、併用か連用か等で各党の獲得議席が大きく変わります。そもそも小選挙区制度自体がいびつで有権者の死票を増やすいわば欠陥商品であるがゆえに、その欠陥を補填するために比例制度が設けられているわけです。従って比例だけを大幅に縮小するなら中小政党の獲得票を生かす制度でなければならないのは当然でしょう。今はありえませんが、中選挙区制への移行をするか、できないのなら比例は中小政党のための補完場にするべきでしょう。それに参議院改革はどうなっているのでしょうか?衆議院小選挙区の10年に一度の区割り審議会の期限が迫っているからとりあえず衆議院だけ手直し、というのは許されないと思います。
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