東京都知事選の期日前投票も順調とマスコミに報道されています。これは前回の都知事選に比べての話です。しかしここには1つの盲点があって、前回の都知事選は総選挙とのダブル選挙で投票率が高かったわけですが、都知事選の告示期間は17日間、総選挙の公示期間は12日間、即ち5日間のタイムラグがあるわけです。普通は、一度に投票を済ませたいでしょうから、前回は最初の5~6日間(期日前投票は告・公示日の翌日から可能)は少なかったわけです。その少ない期間と比べれば今回高い、というわけですが、おそらく、今日以降は前回に比べればそう高くはならないでしょう。全体的にも投票率は下がると思います。因みに、期日前の出だしは一部のマスコミによると、1位は舛添氏ですが、細川氏と宇都宮氏が横一線、田母神氏も追い上げているとのことです。宇都宮氏は共産・社民に加え、元祖脱原発の固定票がありますが、細川氏はいわゆる固定票は殆どないので、順位が入れ替わる可能性も大だと思います。
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