以前、石原慎太郎東京都知事3選のお手伝いをした時に、朝日新聞が強力な反石原・反東京オリンピックキャンペーンを繰り広げました。それは告示後も続き、例えば世論調査をしては、都民の大多数は賛成ではない(反対・どちらでもいいを含む)等、執拗なものでした。意外だったのは石原知事(当時)は、本音では朝日を批判せずに、為政者は自らのやりたいこと(東京オリンピック誘致)を明確に有権者に示す、マスコミはそれに対して予算面その他警鐘を鳴らす、私はめげずにオリンピックを誘致!と叫ぶ、朝日は、都民の利益に繋がるのかと徹底して反論する、そしてまためげずに私はヤル!という、そして判断するのは都民=有権者だ、と言われていたことを思い出します。即ち為政者は常にマスコミの標的となるわけで、その批判の洗礼の上で、選挙の結果が出るということ。申し上げたいのは、マスコミ批判がないから良い政治、あるから悪い政治ではないということです。政治家・候補者もやましい事がなければ信念を貫き、主張を通されればいいと思います。
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