11月の沖縄県知事選挙、候補者擁立の動きが加速、終盤戦に入ろうとしています。ほぼ出馬の意向を固めているといわれる翁長市長。着々と自らの一部の支援企業に根回しさせ、支持基盤の那覇市の自民党会派からの出馬要請報道等で、先陣を切っているように見えます。一方、仲井真知事サイドも、その後任選びを含め、時間切れとなりつつ、3選待望論が表面化しています。県内13市町村長中、11市長村長が集まり、仲井真支持を表明、沖縄商工会議所会頭の國場組社長ら県内有力企業代表も続々仲井真3選待望論をぶち始めています。鍵を握るのは公明党ですが、ここはいわずと知れた平和の政党。辺野古容認の仲井真知事支援というわけにはいかず、また翁長市長とは長い信頼関係が築かれているといわれます。しかし、共産党にも媚を売る翁長氏の政治姿勢や、そもそも仲井真氏一番の不人気の原因は目前にある世界一危険な普天間基地の危機除去実現のための苦汁の辺野古移転の決断。それを5年以内にメドをつけた仲井真氏と鳩山元総理のように、辺野古反対論はいいとして、いつ、どこに普天間を移転するか明言できない翁長氏とではどちらが県民の命とくらし、平和を大切にしているのかは明々白々だと私は思います。
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