去る8月9日投票日の埼玉県知事選挙は、現職の上田知事が、確定得票数の58.4%という圧倒的多数で再選されました。自民党、安倍内閣支持率が落ちたから自民党埼玉県連推薦の塚田候補が伸びなかった等の一部報道がありますが、これは全く違うと思います。そもそも塚田氏は、7月告示の知事選に7月になってから立候補した無謀ともいえる出馬。知名度がない上に、筑西市出身で茨城知事選や参院選でも出馬を探っていたとする裏話が選挙中に駄々漏れ状態に。中盤戦では、共産党推薦の柴田候補と2,3位争い、と言われていました。そこはよく振り切ったと思いますが、上田氏にほぼトリプルスコアで負けたのは、自民党の評判とは違う次元の話でしょう。そもそも自民党本部が動かなかったのですから。まあ上田氏も多選自粛条例をそのままにして選挙戦に突入したのは、潔しとしませんが、今後議会で改廃をするといわれています。同時に上田氏を民主党が推薦したから民主党に勢いがついたということもないと思います。
- トラックバックURL :
- http://www.election.ne.jp/tb.cgi/98420
最近のコメント一覧