参院選が終わりました。サミット、特にオバマ広島訪問直後の選挙なだけにスタートより与党優勢でした。ただ最後の一週間で若干風が変わった感がありました。それは共産党の藤野発言がターニングポイントとなり、共産党の勢いが頭打ちとなり、その票が民進党に流れ始めたことです。また投票率が低いとはいいながら前回(52.61%)から今回(54.7%)と、2.09ポイント上昇したことで自民党は予想より減らしたと思います。自民党が勝てそうと思われた北海道2人目、青森、新潟、大分はおそらくこの上乗せ分の大半が野党候補に流れたことが原因と思います。低投票率=前回並み以下ならこの4議席は確保できたでしょう。また18,19歳の投票率は予想外に良かったですね。マスコミ効果もあったと思います。20代、30代も上がるといいですね。いよいよ次の総選挙に焦点が移りました。東京では今日から、暑い戦いが始まりました。野党が一本化し、保守が分裂の構図なので、野党有利に思われがちですが、鳥越氏のハンディは何といっても76歳という年齢でしょう。17日間、短くも長くもある選挙戦の始まりです。
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