9日(日本時間昨日)、アメリカ大統領選第2回目のテレビ討論がミズーリ州セントルイスで開催されました。終始、双方のネガティブ口撃が続き、さすがに米国民も世界中の人達も、あきれたというか両候補に失望したのではないでしょうか?トランプ氏の古いロッカー室でのやりとりや、ヒラリー氏の夫、ビル・クリントンのレイプ話(なんとトランプ氏はテレビ討論の直前に被害者という女性数名を集めて記者会見、ビル・クリントン氏を名指しで非難)等、まあ低俗というか建設的な議論がほとんどないままに終わりました。気になったのはヒラリー氏が、椅子に座っていた時間が結構長かったということ。1960年のケネディVSニクソンでは疲労困憊の上に、膝を痛めていたニクソンが立ったままでは膝が痛くつらいため、演説台のテーブルの両端を終始両手で掴んでいたのは有名な話。おそらく健康面でつらいヒラリーはそうした醜態を見せたくなかったのだと思います。問題はその直後。共和党の有力者、ライアン下院議長がトランプの応援はしないと言い切ったことです。これは異例中の異例ですね。CNNはトランプVSヒラリーを34VS57と発表しました。このままだと負の選択でヒラリー優勢が続きそうです。
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