昨日の朝日に続き、読売、日経、毎日も世論調査を実施し、各々民主党は300議席を超える勢いで、自民党は前回の半分をさらに下回る“激減”と分析しています。
こうしたマスコミ各社の世論調査結果によるアナウンス効果も大きいと思いますが、私はもう暫く静観したいと思います。小選挙区制のマジックがあるとはいえ、現場の皮膚感覚とは一致していても、投票結果が一致するとは限らないことが選挙にはつきものだからです。
朝日新聞が150選挙区を抽出し、各選挙区400強のサンプル数で電話調査を実施し、その結果が今朝の朝刊に掲載されています。
民主党は安定過半数を大きく超え、300議席をうかがう勢い、自民党は大幅に落ち込み、150議席を大きく下回るとなっています。
この調査によれば、自民党の候補者の内、小選挙区で生き残れるのは100議席をさらに下回ることになります。小選挙区制の怖さというか、劇的な変化もあるという現象とし…
本日22時から23時生放送のBS11「INsideOUTスペシャル」に、私と政治評論家の森田実先生がゲスト出演します。
とかく「自民大物 vs 民主美人刺客」といった注目選挙区選定が多く見られる中、少し違った角度で今回の注目選挙区を取り上げる予定です。大きな“うねり”としては、「世代交代・選手交代・世襲候補の衰退」が挙げられますが、従来の「地盤・看板・カバン」の威力が弱まり、それに替わって「政党力」…
今日、いよいよ公示となりました。
民主党の風は依然、強いままですが、解散以来、必死に地元回りの効果が出てきた自民党のベテラン議員も多く見られます。しかし今度の戦いは、民主党候補も小沢氏の強力な指示の下、地上戦を重視しており、空中戦は民主党大優勢の中で、自民党候補は苦戦しているのが実情です。
本日のスポーツ報知に全選挙区最終当落予測を掲載していますので、ぜひご笑覧ください。民主党単独過半数の勢いですが、…
いよいよ明日18日(火)、総選挙の火蓋が切って落とされます。
様々な当落予測がありますが、どの予測でも自民は100議席以上の大幅減、民主は単独過半数(240)を確保する大躍進の勢いです。
さらに、期日前投票の増加(8月19日から期日前投票は可能)で投票率も上がるとみられ、そうなると民主にさらに追い風が吹くかもしれません。
一方、田中真紀子氏の民主入党や平沼赳夫氏(岡山3区)への民主刺客の擁立は民主単独過…
今回の真夏の総選挙、女性候補は化粧や着替えなどがあり、特に大変です。汗をかいたからといって人前で着替えるわけにもいかず、化粧もすぐに落ちてしまいます。
トイレを捜そうにも、地方の郡部ではコンビニなども少なく、着替えの場所探しにも苦労します。運転手が男性の場合は車の中でというわけにもいきません。男性の場合はそこまでの大変さはありませんが、やはり水とトイレと冷たいおしぼりがキーワードです。
スタッフ(ボラ…
日本国中、今日から一斉に“お盆期間”に入りました。おかげで今日は朝から都内は車ががら空きです。2005年総選挙の時は、「刺客VS造反組」が注目の選挙区でしたが、今回は打って変わって「自民大物VS民主刺客」が話題の様相を呈しています。
しかし、「郵政民営化に賛成か否か」といういわば政策選択と、「政権交代か否か」という政党選択とでどのような違いが出るでしょうか。一般有権者はどのような裁定を下すのでしょう…
昨日の麻生・鳩山両氏の党首討論をニュースで見ました。
上手く言えませんが、田原総一朗氏のような辛口コメンテーターがコーディネーターをされた方がもっと面白い展開になったのではないかと思います。
アメリカの大統領選挙のテレビ討論でも、司会者の手腕次第で候補者の違いが大きく浮き出されるといわれます。もう少し、双方の主張を聞くだけの“立会演説”的スタイルではない演出が求められていると思います。
選挙期間中のテレ…
前回2005年の小泉劇場の時の投票率は67.51%でした。
これはあまりにも上がりすぎたので、今回は下回るだろうという見方もありますが、私は今回も前回並みの投票率になるのではないかと思います。4年前と異なり、最近の選挙では「期日前投票」が格段に普及し増えており、おそらく前回の倍は軽く超えるものと思われます。
そうなると、民主党の候補者の多くは小選挙区で落選しても比例で復活当選することになりそうです。そ…
民主党は岡山3区に、急遽、新人の西村啓聡氏を擁立しました。地元の意向によるものというマスコミ報道もありますが、額面通りに受け取ることはできません。
民主党だけで単独過半数とれるという強気の読みからなのか、平沼グループへの牽制なのかは定かではありませんが、少なくとも岡山3区の情勢はかなり動いてくるものと思われます。保守系右派は別として、おそらく反・非自民層も取り込んでいた平沼氏は、今後、かなり西村氏に…
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