ニュースの感想
昨日の共同通信によると、舛添要一氏は近々自民党を離党し、橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事と連携し、新党を立ち上げる意向を示し、今日にでも立ち上げ宣言をすると報じられています。
しかし、本日の朝刊では橋下氏は言下に否定しており、自民党からの同調者もよく見えない状況です。
山田宏杉並区長の日本志民会議といい、舛添新党といい、どうも“アドバルーン”的発言が目につきます。本来、党を離脱し新党をつくるとなれば、極秘裏に準備を進め、一挙に立ち上げるというのが常道でしょう。もちろんマスコミ等に気づかれスクープされる(された)例も少なくありませんが。
政党とは理念(めざす国家像)、同志、代表が揃ってはじめて、立ち上げる(立ち上がる)ものであり、こうした“立ち上げ予告宣言”はどうもしっくりきません。舛添氏の自民党に対する“最後通牒”的なブラフかなとも思います。
しかし、舛添氏が本当に自民党を離党し、新党を立ち上げたら、選挙を目前に控え、自民党はかなり厳しい状況に追い込まれることになります。
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