ニュースの感想
日本に天皇陛下がおられて、つくづく良かったと思います。鳩山総理が日本の国家元首だったら、こんな屈辱的な会談はなかったでしょう。「10分会談」とは、それだけ米国から鳩山内閣は超軽視されている証拠だからです。米国の友人が「何も具体的な進展や話がないのなら、むしろ会わない方が良かったのに」と言っていましたが、総理の周辺でこうしたアドバイスをする人はいないのでしょうか?
大体、米国に限らず、民主主義国家の政治家は住民のコンセンサスを最も大切にしています。為政者がA地区に決めたとしても、その後、A地区内で賛成や反対運動が起こるわけのです。ですから北朝鮮のような国家とは異なり、民主主義国家は「案の決定」ではなく、「地域住民のコンセンサスを得た決定」なので時間がかかるのです。当然、米国はそれを十分承知しているからこそ、鳩山内閣の欺瞞を蔑視しているのだと思います。
沖縄県の県内外にかかわらず、政府がAと決めても、その地区の住民のコンセンサスがたった数日や数週間でとれるわけがないことは誰でもわかることなのです。
こうした内閣の倒閣運動が国民から起きてこないことについても、外国のメディアから見れば不思議に映っているようです。
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