夏の参院選の公示まであと2ヶ月。普通だったら街中に政党ポスターが溢れ、そこかしこで街頭演説といった状況のはずですが、今回は一部を除きかなり静かな公示前のように思います。与野党共に、いわゆる“組織選挙”が崩壊しつつある表れでもあるのでしょうが、選挙運動全体が遅れ気味のように思われます。
今回の小沢幹事長の問題や普天間基地問題等で、鳩山内閣の退陣や小沢幹事長の辞任、それに伴なう民主党代表選挙の繰り上げ実施などが視野に入ってくれば、7月11日投開票は難しく、7月25日あたりに延長されるでしょう。
今のペースを見ていると、どうも7月11日投開票という実感が湧きません。
自民党参院候補の三橋貴明さんだけが、着実に選挙活動をやっていますよね。ブログとかみていると、そのように感じるんですよ。
それで、ポスター貼りとか既存の選挙戦略って、考え直した方が良いんじゃないですか。ツイッターを見ても、ネットを見ても、かなりの人が、民主党に投票しない感じがしています。
選挙運動は、別の情報次元に移りつつある中、三橋さんは演説会を開いて、ドブ板にも徹している。今は、過渡期なんだろうと思う。
まして、被疑者小沢幹事長で選挙戦を戦う民主党なんて、準備を今から出来るわけ無いじゃん。普天間基地移転が失敗すれば、首相が代わるかも知れないのに、誰も選挙の事なんか考えられないよ。
それぐらい、国政が混乱していると言うことです。
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