行き過ぎた官僚政治を制御し、国民目線の政治を実現するための「政治主導」への転換がわが国の課題であることに異議はありません。
しかし、多岐にわたる国の課題を、官僚の智恵抜きで、大臣・副大臣・政務官という政治家チームだけの少人数で解決できるはずがありません。わが国はそこら辺の小国とは違うのです。日本が誇る優秀な官僚たちのモチベーションを高め、立法府と行政府が一体となってこの国の未来を創っていってほしいものです。
政治家の目につくところだけにスポットをあて、政治主導をすすめていくのでは大きなリスクを伴いかねません。「政治主導」と「政治家主導」という、似て非なるものを政権は決して履き違えてはならないと思います。
まさに現民主党政権が、政治家それもアマチュア主導であるということを、手短に言い当ててますね。アメリカにおける民主・共和両党のように、それぞれ独自にシンクタンクを擁しており、人材のストックができてるならまだしも、それがない状態で、素人考えで物事を運ぼうとする、結果運ばない。一体彼らは自分たちが無能、もしくは無能に近いということを、どれだけ把握してるのか?一度ひざ詰めで話してみたいですね。
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