昨日投開票の沖縄県知事選挙は、私が関わった現職の仲井真弘多氏(自民党県連、公明、みんなの党推薦)が33万5708票を獲得し、無所属新人の前宜野湾市長 伊波洋一氏(社民、共産、社大、国民、新党日本推薦、そうぞう支持)を3万8626票差で破り、再選を果たしました。
全国注目の知事選挙でしたが、投票率は県知事選として過去2番目に低い60・88%(前回比3・66ポイント減)と、昨年の鳩山前総理発言に端を発した県民の政治への不信感が如実に表れた選挙だったといえます。
当初、大激戦といわれていましたが、意外に差のついた選挙結果でした。
以下、その勝因をいくつか挙げてみます。
・当初、エンジンのかかりが遅かった仲井真陣営だったが、その分、“のびしろ”があった。
・公明党は当初からフル回転し、仲井真陣営の底力の牽引役を果たした。
・伊波陣営は共産党カラーが強く出過ぎ、中間層(無党派層)から敬遠された。
・マスコミ各社によって多少、異なるものの、期日前投票の出口調査結果はおよそ6:4の割合で仲井真リード。ここで約2万5000票以上もの貯金ができた。
・特に告示後、「経済・雇用の仲井真」と「基地だけの伊波」というイメージが、ジワジワと県民に浸透した。
・自民党支持率が上がった分、仲井真氏にプラスになった。
等々、様々ありますが、やはり「基地問題」だけではなく、「向こう4年間の県民のくらしをどちらに託したら良いのか?」という選択の結果だったと思います。
全く同感
鳩山氏は 沖縄県に移住し 県民謝罪参りすべきだ
最近のコメント一覧