韓国は自民党の佐藤正久、稲田朋美、新藤義孝各議員の入国を拒否しました。韓国政府に対する批判は誰でもするので、私が本件で特におかしいと思うことを述べてみます。それはどんなに小さな政府を標榜する政党・国会議員でも、国の安全保障、外交、領土問題等が国政・国益の要の一つであることは否定できないでしょう。不思議でならないのは、このわが国の国会議員の入国拒否に対して、外務大臣とか官房長官が速やかに記者会見し、最低限、遺憾の意を表し、抗議する、という姿勢がみられないこと、そして与党民主党の国会議員のこの領土問題に対する姿勢が明確に伝わってこないことです。韓国政府批判の前に、まずは日本の国会議員の資質が問われる重大な出来事だと思います。
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