米大統領選の共和党候補指名争いで、当初“独走”とみられていたロムニー氏(前マサチューセッツ州知事)の勢いに翳りがみられる一方で、サントラム氏(元上院議員)が急速に支持を伸ばし、一部の世論調査では既にロムニー氏を追い抜いています。
2月15~19日にギャラップ社が実施した世論調査で、サントラム氏は36%と、ロムニー氏に10ポイント差をつけ、7日に行われたミネソタ州とコロラド州での党員集会、ミズーリ州での予備選でも、サントラム氏が全勝し、11州の党員集会や予備選が集中する3月6日のスーパーチューズデーを前に勢いに乗っています。
あまり表立った報道は少ないものの、この現象はロムニー氏がモルモン教徒という“障壁”により徐々にブレーキがかかってきたともいわれています。
およそ何の魅力、新鮮味もないといわれるサントラム氏が優位に立ちそうな気配です。
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