総選挙が終わり、即日開票の結果が出ました。正直、自民党は解散前の295議席を上回ると思っていたので、291議席は、あれ?というのが本音です。それに風が吹いていたとはいえ、共産党が20議席を超えるとは予想だにしていませんでした。維新の会も、私の予想よりかなり奮闘したと思います。まあ両党に共通しているのは、野党としての存在感、党首力が、民主党よりあったということですかね。海江田氏の比例復活もならずは想定内でしたが、菅元総理の比例復活は想定外でした。公明党は与党内野党のポジショニングを上手く発揮して35議席。これで安倍内閣は、来年の総裁選を乗り越え、長期政権となりそうです。野党は再編というものの、選挙協力も北海道くらいしか機能していたとは思えず、まだまだ一波乱ありそうです。当面は民主党の代表選挙が注目されます。投票日まで一週間のマスコミのアナウンス効果は、この低投票率からみると、野党が盛り返したというよりは、かなりの自民党支持層が棄権したのではと今の段階ではみています。
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