尖閣諸島沖の映像流出事件で、映像をインターネット上に投稿した海上保安官の逮捕が見送られました。
映像は海上保安大学校の共有フォルダに保存され、一時期多くの職員が閲覧できる状態になっていたとも報道されています。
“国会機密の保持”は当然必要だと思いますが、こうも曖昧な秘密基準では逮捕できなくて当り前でしょう。しかし、同時に現政権の危機管理能力が恐ろしく欠如していることを窺わせる事件だったと思います。問題…
去る14日投開票の福岡市長選で、現職で2期目に挑戦の吉田宏氏(民主・国民新党推薦、社民支持)が、自民・公明支援の新人、元アナウンサーの高島宗一郎氏に64,704票もの大差で敗れました。
現職の2期目は強いといわれますが、それを破った高島氏の圧勝は、おそらく吉田氏の不人気と共に民主党推薦という追い風が全くなくなったことの証ともいえるでしょう。
28日投開票の沖縄県知事選は、民主党にとってはいわば“不戦敗…
久しく「国益」という言葉を真剣に考えたことがありませんでしたが、今回の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオを「ユーチューブ」に投稿した43歳の神戸海上保安部の保安官は日本の国益に適った勇気ある行動をとった、讃えるべき人物だと思います。
様々な難しい論議はさておき、今回の映像が私たち一般国民に公開されて良かったか否かの問題ですが、良くなかったという論拠は全くないでしょう。問題は公開されていない部分の…
中国漁船衝突事件を巡る映像流出事件で、検察当局は国家公務員法(守秘義務)違反容疑での捜査に乗り出しました。
大体、全く国民に隠す必要がないものをひた隠しにしてきた政府の対応がおかしいのであって、これを「ユーチューブ」に投稿した人は、国を憂う気持ちで相当な覚悟をもって、投稿したのだと思います。
杜撰な情報管理を問い、改善することはもちろん重要です。しかしそれ以前に、投稿者の気持ち・行動は日本国民の一人と…
昨日から今朝にかけて、知り合いの外国人記者や米国の知人等とコンタクトをとり、今回の米国中間選挙について話をしました。
それによると、(結果論の話にはなりますが)上院改選37議席の内、今朝までに当落が確定しているのは共和党(23議席)、民主党(11議席)、未定(3議席)となっており、民主党があと1議席欠けていれば互角となっていたわけです。共和党落選候補の中には、“オウンゴール”の人もいたようで、今回の…
社民党の照屋寛徳衆院議員は、去る10月29日、同党が推薦する伊波洋一氏(前宜野湾市長)支援の那覇市内で行われたパーティーの席上で、「沖縄は『公職選挙法特区』ですから。逮捕を覚悟で腹をすえてやってもらいたい」と述べました。
パーティーには福島瑞穂党首ら党幹部に加え、全国の地方組織から週末のビラ配りなどのために沖縄に来た約90人が参加。照屋氏は「街頭行動を頑張ってもらいたい。公選法を守ろうと思っている人…
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